2020年11月27日金曜日

航空券の予約クラスに学ぼう

 こんにちは、ヘインズおじさんです。いつもありがとうございます。


今日は航空券の予約クラスについてご案内しますね。


えっ予約クラスって何か? と思った方も多いと思います。


例えば、航空会社のwebサイトなどで料金を検索した際に1週間前に調べたときと金額が違うなって思ったことはないでしょうか?


そうなんです!! 航空券って金額が変わるんです!!



料金は複数の要因で変わるのですが主に2つです


①その金額の席が売り切れになった場合! 


②航空会社のセールの期間が終わった場合!


②についてはわかりやすく、航空会社は行先限定や出発日限定、

さらに便名限定などいろいろなセールを行っております。

そのセール期間が終わってしまった場合、金額は変わってしまいます。


ではなく、

①その金額の席が売り切れになった場合! 

実はこれが結構曲者なんです。


そもそも航空券って出発日、行先が同じであれば金額が変わらないと思っている方は結構いらっしゃいます。


実際に飛行機に乗った際に、横に座っている方とあなたでは支払っている金額が異なる可能性があります!!


予約クラスはアップグレード(エコノミー席からビジネス席にあげる)をよくする方はご存知かと思いますが下記のようにエコノミークラスでも複数の予約クラスが存在しているんです

(実際にはもっとたくさんの予約クラスがあります)












各航空会社によって異なりますが平均8~10種類のエコノミー席の予約クラスが存在します


予約クラスが違うと何が違うの?

①料金

②キャンセルができる・できないなどの航空券ルール

③アップグレードができるかできないか?

他、マイレージ換算率の違いなど

みなさんが気になるのは・やっぱり料金ですよね?


わかりやすく説明しますと

例) 東京からソウルの往復航空券を買う場合

Kクラスの席が空いていると 金額は¥30000

Aクラスの席が空いていると 金額は¥35000

Sクラスの席が空いていると 金額は¥40000

こんな感じで同じエコノミー席ですが料金は上がって行きます。


お客さんの立場からすると一番安いKクラスの席がほしいですよね?


でも航空会社の立場からするとKクラスのエコノミー席ばかり売れても儲からないですよね?


そこで航空会社は座席の販売数に応じて金額を変動する仕組みを取っているんです!


つまり、需要と供給のバランスを見て料金をコントロールしているわけです。

イメージとしてわかりやすく伝えると仮にエコノミー席が100席あったとしましょう。

Kクラスの席は20席、それが売り切れて知ったらKクラスの金額では買えなくなるわけです。

次はAクラス、その席が30席これが売り切れたらSクラスみたいな感じでしょうか?

(実際にはもっと複雑に在庫管理と料金調整をしていますが、、、)


Kクラス・Aクラス・Sクラスもぜーんぶエコノミー席


座席も一緒・リクライニングがしやすくなることもありません!

食事の内容も一緒・お得にもう一品なんてこともありません! 


当然・お安い席からどんどん埋まっていくわけです。


とはいえ、一般のお客様はシステムが使えるわけではないのでそんなことはわかりませんが

我々、旅行会社は少しでもお安い席がご案内できるよう日々、空席状況を確認しております。


将来・旅行会社で働きたい・転職を希望している方は今日は

航空券には複数の予約クラスが存在することを覚えて頂ければ十分かと思います


参考になれば嬉しいです。












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